SPORTS2026.04.22

怪物・ウェンバンヤマ、NBAの歴史を一気に塗り替える 史上最年少&満票でNBA最優秀守備選手賞

ウェンバンヤマ

AP Photo/Mark J. Terrill

ビクター・ウェンバンヤマが、ついに歴史を塗り替えた。サンアントニオ・スパーズの若きスーパースターが、2025-26シーズンのディフェンシブ・プレーヤー・オブ・ザ・イヤー(DPOY)を受賞。予想通りの結果だったが、その中身は“予想以上”だった。

今回の受賞により、ウェンバンヤマは複数のNBA記録を同時に更新。まず、史上最年少でのDPOY受賞者となった。これまでの最年少記録は、2009年に23歳で受賞したドワイト・ハワードだったが、ウェンバンヤマは22歳107日でこれを更新。カワイ・レナードやジャレン・ジャクソンJr.、エバン・モーブリーといった面々も上回る記録となった。さらに、スパーズの選手としても史上最年少のDPOY受賞者に。これまで同チームではレナードやアルヴィン・ロバートソンが23歳で受賞していたが、その記録も更新した形だ。

それだけでは終わらない。ウェンバンヤマはNBA史上初となる“満票”でのDPOY受賞を達成。100票すべての1位票を獲得し、アキーム・オラジュワン、デビッド・ロビンソンディケンベ・ムトンボといったレジェンドたちでも成し得なかった領域に到達した。

満票での受賞という点では、ステフィン・カリーがMVPで達成した例があるほか、ラルフ・サンプソン、レイク・グリフィン、デイミアン・リラード、カール=アンソニー・タウンズらが新人王で記録しているが、DPOYでは前例がなかった。

加えて、ウェンバンヤマはすでに2024年に新人王(ROTY)を満票で受賞しており、今回のDPOYと合わせて“満票で2つの主要賞を獲得したNBA史上初の選手”にもなった。いずれも1位票を一つも落とさず獲得している点が際立つ。

このままの勢いを維持すれば、次に視野に入るのはMVPだ。現在の最年少記録はデリック・ローズだが、ウェンバンヤマがこのペースで評価を積み上げれば、その記録すら塗り替える可能性がある。

WHAT TO READ NEXT