MOVIE丨2024.12.01
「全員悪人」挨拶がわりに銃をブッ放す マーベル映画史上初“ワケありならず者”軍団『サンダーボルツ*』
![](https://thecage.tokyo/wp-content/uploads/2024/12/thunderbolts-p.jpg)
© 2024 MARVEL
マーベル映画史上初、かつて悪の道を歩んだヴィランたちが集結を果たす『サンダーボルツ*』が、2025年GWに公開される。この度、何をしでかすか分からない「サンダーボルツ*」のメンバーたちの姿を捉えた予告編が解禁となった。
本作では、ヴィランたちの中でも、訳あり超クセ者6人のキャラクターが「サンダーボルツ*」というチームとしてまさかの集結を果たす。そのメンバーには、ブラック・ウィドウ/ナターシャ・ロマノフの妹で、かつてロシアのスパイ組織で洗脳を受け、高い戦闘能力を誇る暗殺者だったエレーナ(『ブラック・ウィドウ』「ホークアイ」)、ナターシャと、エレーナの父で、キャプテン・アメリカを宿敵としてライバル視していた、ロシアが生んだスーパーソルジャー、レッド・ガーディアン/アレクセイ(『ブラック・ウィドウ』)、キャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャースの幼馴染で、かつて悪の組織による洗脳・肉体改造が施され、暗殺者としてキャプテン・アメリカに立ちはだかったウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ(「キャプテン・アメリカ」シリーズ、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」)、陸軍での活躍を買われ2代目キャプテン・アメリカに任命されるも、世間からのプレッシャーに追い詰められ任務中に失態をおかし、その肩書と権限をはく奪されたUSエージェント/ジョン・ウォーカー(「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」)。驚異の身体能力とコピー能力を持ち、キャプテン・アメリカなどアベンジャーズ達の技も使いこなす暗殺者として、ナターシャやアレクセイらに立ちはだかったタスクマスター/アントニア・ドレイコフ(『ブラック・ウィドウ』)、幼いころ不慮の事故に見舞われ、あらゆる物体をすり抜ける“幽霊”のような特殊な身体となってしまったゴースト/エイヴァ(『アントマン&ワスプ』)と、全員過去に悪事を犯したことのある“ならず者”だらけ。これらアベンジャーズにも劣らない超個性派揃いの面々が、新たなバトルの幕を開ける。
映像冒頭から、彼らの一筋縄ではいかないチームアップの様子が窺える。謎の敵に追われているエレーナ、ジョン・ウォーカー、レッド・ガーディアン、ゴーストの4人。反撃を試ない既にしっちゃかめっちゃか状態…。そこへ救世主の如く現れたのは、エレーナらと同じく、一度はヒーローと対立したことのあるバッキー・バーンズ。いとも簡単に敵を撃退してくれたかと思いきや、突如エレーナらにも銃口を向けてきて、早くも抗争の予感…。
だが次の瞬間、シーンは変わり、なぜかバッキーもエレーナらと肩を並べ、謎の多きCIA長官ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌ(「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」『ブラック・ウィドウ』)のもとへ。そこは過去にアベンジャーズの戦いの舞台となった“あのビル”だった。事あるごとに憎まれ口をたたき合い、互いに武器を突きつけ合ってしまうほど、一見相性最悪の彼ら。かつて悪事に手を染めた“ならず者”たちが、今回「サンダーボルツ*」として結集した目的とは、そして謎の人物ボブの正体は?
また同映像では、軍事工作や殺人など、過去に犯した悪事に縛られ、それぞれの心に闇を抱えるヴィランたちの葛藤も垣間見える。彼らは果たして、過去の自分と決別し、変わることができるのか?映像の終盤では、その問いをエレーナに投げかけ、身を挺してメンバーたちを庇う頼もしきバッキーの姿が映し出され、彼を筆頭に、ちぐはぐだった彼らが団結し戦いに挑んでいくことを予感させる。過去に囚われていたはずの彼らがチームアップすることで生まれるシナジー、能力も性格も個性も違えど同じ苦しみを分かつヴィランたちによる熱いドラマと豪快なアクションに期待大だ。
『サンダーボルツ*』は2025年GW全国公開