SPORTS丨2025.07.03
「他が下手すぎる」「またスタジアムを燃やす」 酷評されるメッシに“もう1人の神”が本音をぶちまける… ファン歓喜

写真:AP/アフロ
歴然だった実力差のなかで、レジェンドが異彩を放った。インテル・マイアミに所属するアルゼンチン代表FWリオネル・メッシのパフォーマンスに、元スウェーデン代表FWのズラタン・イブラヒモヴィッチ氏が称賛のメッセージを送った。
現地6月29日、クラブ・ワールドカップ決勝トーナメント1回戦で、インテル・マイアミとパリ・サンジェルマン(PSG)が対戦した。メッシにとっては古巣であるPSGとの一戦。試合は、チャンピオンズリーグを初制覇したPSGが4ー0と圧勝した。欧州王者に実力差を見せつけられた形となったインテル・マイアミだったが、異彩を放ったのがメッシだ。全盛期に比べると衰えは見える。一部の海外サポーターからは「すでに全盛期は終わった」と酷評された。それでも得意のドリブルでPSGのブロックに風穴を開け、隙さえあれば積極果敢にシュートを放つ。また、視野の広さと確かな技術で味方にスルーパスを通すなど、インテル・マイアミの王として君臨した。
そんなメッシの活躍にイブラヒモヴィッチ氏は『FootMercato』で次のように語った。
「メッシの敗北かって?敗戦を彼の責任にするのはやめろ。メッシが負けたのではなく、負けたのはインテル・マイアミだ。彼がPSGやマンチェスター・シティのようなビッグクラブでプレーしていれば、“真のライオン”を見ることができたはずだ。99%の選手ができないことを、いまだにできる」
「彼はセメント入りの袋を運ぶような連中に囲まれている。(インテル・マイアミには)コーチもいない、スターもいない、オフ・ザ・ボールの動きを理解している選手すらいない。それでも、メッシのせいにしたいのか?」
「注意したほうがいい。彼に本物のチームを与えれば、またスタジアムを燃やしてしまうだろう。なぜなら、彼は依然として“メッシ”だから。今日?それは彼の敗戦ではなく、インテル・マイアミと“サッカー”の敗戦だ」
同じく多くのファンたちもメッシのプレーを擁護。「ズラタンは正しい」「セメントの袋w」「インテル・マイアミがこんなにボコボコにされてる中、異彩を放つメッシのえぐさ」「マイアミの攻撃、メッシとスアレスはいちいち上手いのに他があまりに下手すぎる」「メッシだけはまじでうまい」「世界一のチームと対峙していてもピッチ内でいちばん上手いメッシさん」と、格の違いを見せたメッシのプレーを讃えている。イブラヒモヴィッチ氏は2009-2010シーズンに、インテルからバルセロナに移籍。1シーズン限りだったが、メッシとともにラ・リーガを戦っている。