CREATIVE2025.12.28

「見てられないw」「こういう人いるわ」ティモシー・シャラメ、ZOOM会議でスベりまくる… 『マーティ・シュプリーム』PR映像が大バズり

マーティ・シュープリーム 世界をつかめ

© 2025 ITTF Rights LLC. All Rights Reserved.

話題作を連発するA24が放つティモシー・シャラメ主演『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』(2026年3月13日公開)。今作のプロモーションとして公開されたシャラメによるセルフ・パロディ動画が話題になっている。

映画のプロモーションに向けて、ZOOM会議に主演のシャラメ自らが参加という体の映像で、「宣伝に向けて、全員で、容赦なく、隙もなく、全力で突き進もうぜ!」とやけに威勢のいいシャラメ。実はこれ本物のZOOM会議に見立てた“主演がまさかの勘違い暴走してしまってチームが超困っているコント”なのである。

 

この投稿をInstagramで見る

 

Timothée Chalamet(@tchalamet)がシェアした投稿


「『バービー』は映画のイメージが全部ピンクだったろ?じゃあ今作はなんだ?ピンポン球のオレンジ色だろ!でもただのオレンジじゃ『バービー』と同じレベルだ。だから“ハードコア・オレンジ色”にするんだよ!全てのポスターをHCオレンジ色に統一しよう! エッフェル塔もHCオレンジにするんだ、どうだ?!絶対いいだろ!」と、他スタッフの死んだ表情のリアクションにも構わず、わけのわからない提案をひたすら続けるシャラメ。「いやあ…いいんじゃないですかね」「いや、マジで」「…そうっすね」「…わかります」と、めんどくさそう&薄味リアクションだけが続き、勘違いした主演の暴走のせいで、よくわからないプロモーション案がどんどん進行してゆく。

もちろんコントなのだが、SNSでは「なにこれw」「見てられないw」「こういう人いるわ」「イタすぎるw」「超面白いじゃん!」「実験的すぎじゃない?」「A24さすがすぎる」などなど、大盛り上がり。果てにはシャラメの所作や、ダサい決め文句などがミーム化。つまり本作のプロモーションとしては、大成功を収めているのである。

A24は以前からイメージやプロモーション展開の斬新さに定評があったが、今回のZOOMコント戦法で、メディアを跨いで一般ユーザーを巻き込む宣伝方式がまだまだ有効であることを証明している。当代きってのイケてる俳優、ティモシー・シャラメがふざけ倒している面白さもあるが、製作陣も俳優も一般のファンも、一映画作品のために一緒になっておふざけを楽しむ様は現代的だ。今のうちにこの動画の様子を観ておけば、本作公開時にもっと楽しくなるはず。本編ではどんな演技を披露してくれるのか、シャラメの新境地にも注目だ。

物語は1950年代のNYを舞台に、実在の卓球選手マーティ・リーズマンの人生に着想を得た内容。卓球人気の低いアメリカで世界を夢見る天才卓球プレイヤー、マーティ・マウザー。親戚の靴屋で働きながら世界選手権に参加するための資金を稼ぐ。ロンドンで行われた世界選手権で日本の選手に敗れたマーティは、次回日本で行われる世界選手権へ参加し、彼を破って世界一になるために、ありとあらゆる方法で資金を稼ごうとする。

『マーティ・シュプリーム』は2026年3月13日(金)より全国公開予定

WHAT TO READ NEXT