SPORTS2025.04.27

「ちょいちょいボケてくるw」 後輩・山本由伸にイチローが送ったアドバイスが話題に 「まさに金言」

山本由伸

写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ

シアトル・マリナーズ球団会長付特別補佐兼インストラクターのイチロー氏が4月25日、ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸にアドバイスを送り、その内容が野球ファンの間で話題となっている。

これはイチロー氏および山本がCM出演をしている『ユンケル』の佐藤製薬が公式YouTubeチャンネル上で公開している動画の中で披露されたもので、この中でイチロー氏は、山本が質問するVTRを眺めながら、1つ1つ回答していく形で語ることに。その内容もMLBプレーヤーとしての求められるものから「好きな食べ物」といったプライベートなものまで様々な内容となったが、その中で山本から「コンディションがいつもと違うと感じる時は?」という質問を向けられたイチロー氏は、「僕が大切にしたことは、体調がいつもと(違う)ノーマルじゃないときでも、やることは同じにしてました。そうすると今の自分の状態がよりわかる。体調がよくない。病気とかそういうのではなく。風邪ひいてとかそういうことではなくて、身体がだるいな、重いなというのはあります。よくあります。それでも普段と同じ動きをしていると、そのときの自分の状態が、普段の何パーセント、何割ぐらいの状態かわかるので。」と、コンディションが悪いときでも同じことをすることによって、自分の状態を正確に把握することができるとアドバイスすることに。

続けてイチロー氏は、「あとはわかりやすく、僕はグラウンドに出たときに、まず走る。走ることで、自分の体調がよくわかるので、これすごい大事にしてます」と、そうしたセルフチェックの上でも「走る」ということが有用であると力説。その上で、「今は走らない、練習しないというのがトレンドなんですけど、アスリートは走れなきゃダメです。」と、トレンドに流されることなく、アスリートたるもの「走る」ことを大切にしていくべきであると説くこととなった。こうしたイチロー氏の山本へのアドバイスや発言について、SNS上の野球ファンからは「さすがイチローさんやな…」「まさに金言」「ちょいちょいボケてくるの草w」「ナタデココかもしれないで吹いたwwww」「イカかな?ww」といった様々な反響が巻き起こることに。

イチロー氏といえば、その晩年でさえも精力的にトレーニングに取り組み、山本の同僚であるミゲル・ロハスをはじめとする多くの若手たちに多大な影響を与えた人物として知られているが、そんなレジェンドからの金言を、“後輩”である山本がどのように捉え、自身の野球人生に活かしていくこととなるのか、注目したいところだ。

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