SPORTS2025.01.12

「遠藤&ダイクはアツすぎる」センターバックでスクランブル出場の鉄人・遠藤航に海外メディア&ファンが称賛の嵐「冬の移籍で出すべきではない」

リヴァプールの日本代表MF遠藤航が、スクランブル出場ながらもセンターバックとして圧巻のパフォーマンスを見せた。60分間のプレーで残した驚異的なスタッツやパフォーマンスにファンたちが衝撃を受けている。

遠藤は、1月8日(日本時間)に行われたカラバオカップ準決勝1stレグのトッテナム戦でベンチスタートとなった。しかし前半途中にDFジャレル・クアンサーが負傷。ベンチにいたセンターバックが本職のイブラヒマ・コナテは負傷明けということもあり、アルネ・スロット監督は遠藤の投入を決断し、30分からスクランブル発進となった。

すると遠藤は、DFフィルジル・ファン・ダイクとのコンビで右のセンターバックでプレーした。5回中3回のデュエルに勝利し、パスも64本中60本を成功させて成功率は94パーセントを記録。さらにタックル成功率も100%を達成するなど圧巻のスタッツを残した。

リヴァプールの専門サイト「Liverpool.com」は、「エンドウは必要に応じてDFの代役を務めることも可能」と高く評価。一方で「エンドウをDFでプレーさせると、レッズの守備的MFの層が薄くなってしまう」と指摘するなど、遠藤の能力を高く評価する結果となった。

またSNSのファンたちは「ファン・ダイクとセンターバックやってるってだけでも涙ものだわ」「遠藤&ダイクはアツすぎる」とファン・ダイクとのコンビに心を打たれたコメントが多く見られた。その他にも「ポジショニングがベテラン」「安定感がすごい」「本職じゃないのに入ったら裏のケアをしっかりして安定し始めたの面白いな」「冬の移籍で出すべきではないのは確か」「遠藤が入ってからバックスは明らかに安定した」などプレーを称える声も多く見られた。

なお試合は86分にルーカス・ベルヴァルのゴールでトッテナムが勝利。大会連覇を目指すリヴァプールは、26日にアンフィールドで行われる2ndレグで巻き返しを図る。

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