SPORTS丨2025.07.07
もはや意味不明! 大谷翔平が“最強投手”になってしまった… 怪我前より「パワーアップしてる」とネット上で話題に

Imagn/ロイター/アフロ
7月5日(日本時間7月6日)に行われたロサンゼルス・ドジャース対ヒューストン・アストロズの一戦に先発し、物の見事に3者連続三振を奪うなど安定感抜群の好投を見せたドジャース・大谷翔平がネット上で話題となっている。
この日の大谷は、初回、いきなり安打を許したものの、それも無事に無失点で切り抜け、続く2回表のマウンドは、4番クリスチャン・ウォーカーからの打順であったものの、復帰後に新たに取り入れた縦変化のスライダーを駆使して3者連続三振に。2回・31球を投げ、打者6人と対戦。被安打1、奪三振3、失点0。短いイニングであったものの、前日に20安打18点を挙げたアストロズ打線相手に、まったく付け入る隙のない完璧な投球を披露することとなった。
また、この日は全体的に球速自体はやや抑え目の投球であったものの、最速100.9マイル(約162.38km/h)の剛速球に加え、前述の“縦スラ”を駆使するという、二刀流封印前にはなかった新しい投球パターンでの好投という、“進化”の一端を垣間見せたことも大きく、また、かねてより取り組んでいたフォームの微調整により、より低いリリースポイントでの投球が実現。そのことで、打者目線では縦に大きく変化する“縦スラ”か、横に大きく変化するスイーパーか見極めることが難しくなるなど、今回の二刀流復帰が“単なる復帰”でないことを改めて示すこととなった。こうした大谷の“進化を伴う二刀流復帰”について、ネット上の野球ファンからは「パワーアップしてる」「新型アンドロイドかな」「復帰して球速上がるとか意味がわかんないw」「縦スライダーってw」「休み前hでもほぼ速球とスイーパーだけで無双してたのに」「大谷さんクラスになってくると比較の対象がないからわかんない」といった様々な反響が巻き起こることに。
今季、故障などによる離脱が相次いでいるドジャース投手陣では、勝ち頭の山本由伸でさえ8勝(6敗)と、投手力、とりわけ先発陣に限っていえば、必ずしも圧倒的な力を持っているとは言い難い状況となっているドジャース。しかしここに大谷が加わり、イニングを食える存在となれば話は別。戦いが激化するシーズン終盤に向って、大谷という投手の存在がドジャース投手陣にどのような影響を与えることとなるのか、注目したいところだ。