REVIEWS丨2025.03.11
世界的大ヒット! Netflix『トラウマコード』 患者を死なせない“天才外傷外科医”チュ・ジフンのカッコ良すぎるセリフTOP5
続編も噂され、世界的にヒットとなっているNetflix『トラウマコード』。チュ・ジフン演じる“破天荒系キャラ”の天才外傷外科医ペク・ガンヒョクが、その神業で数多の命を救いつつ、赴任した大学病院はもとより、様々な人々に影響を与えていく様を描くこのドラマ、その魅力ゆえに、ついつい一気に全話視聴してしまったという人も少なくない。様々な魅力にあふれるこのドラマで、とりわけ印象的なのは、やはり、ここぞという場面でペク・ガンヒョクが吐く“シビれる言葉”。そんな“シビれる言葉”で、ドラマの名場面を振り返ってみたい。
・「(下にいる患者が)お前の家族だったとしても?」(第1話)
山岳地帯での負傷者を救うべく、悪天候の中、ヘリで現地へと入ったペクと、半ば強引に同伴させられることとなった“肛門”ことヤン・ジェウォン。しかし現場に到着するも、ヘリが着陸することができないと悟ったペクは、そのままヘリから降下することを決断。しかし高所恐怖症のジェウォンが懸命に拒んだことから、彼に対してこの言葉をぶつけることに。結局、この言葉が決め手となり、ジェウォンは意を決して降下することとなった。
・「患者と撮った写真はゼロか。」(第2話)
ペクと肛門科のトップ、ユン・ギョンホ医師が口論となった際に、ユンの部屋に飾られた権威主義まみれの記念写真を一瞥し、ペクが見下すように吐き捨てたひと言。ユンとは対照的に、自分が助けた患者との記念写真を飾っているペクらしいひと言であるといえそうだ。
・「よく走っていたからかな。見かけるたびにお前は走っていた。」(第2話)
第2話の終盤、ペクがジェウォンをチームに引き入れたことを受け、その選考理由についてジェウォンが尋ねた際のセリフ。実力・経験ともに自分には遠く及ばない若手でありながらも、目の前の命を救いたいというジェウォンの一途な想いと、その人柄が滲み出ての行動であることをペクはしっかり見抜いていた。
・「黙祷をしよう。さっきのは略式だ。今から正式な黙祷をする。この崇高な犠牲に感謝しよう。心から…感謝します。どうぞ安らかに…」(第3話)
脳死となった高齢男性の臓器を、彼の息子と娘に移植する際に、ペクは臓器提供者である高齢者の遺体を前に、たった1秒あるかないかという簡単な黙祷しか捧げずに執刀したためにジェウォンはドン引き。しかし、その後、無事に父の臓器が子供たちへと移植されると、再び父の亡骸の前に立ち、今度は長い黙祷に。ペクが「患者の命を救う」ということを最優先にしていたことにジェウォンも気づき、一緒に黙祷を捧げた。
・「あの日、あの医者は最後まで諦めなかった。ゴールデンタイムを過ぎても。その日、決めました。私も医者になろうと。彼のような。なりたかったんです。24年前のあなたみたいに。」(第8話)
一躍国民的な英雄となったペクを快く思わなかった院長に対し、自身が医の道を志した理由を語ったペクの言葉。何を隠そう、瀕死の重態だったペクの父を最後まで懸命に助けようと奮闘していたのが、現在はただのクズと成り果てていた院長だった…という衝撃のオチが判明した瞬間ということも手伝って、このセリフは多くの人々の心に鮮烈な印象を残したのではないだろうか。
Netflix『トラウマコード』は独占配信中