REVIEWS丨2025.04.11
最終話に向けて物語が大きく動いた『デアデビル:ボーン・アゲイン』 フォギー殺害事件の背後に意外な黒幕

©︎2025 Marvel
『デアデビル:ボーン・アゲイン』第8話「歓喜の島」で、物語は大きく動いた。フォギーが殺された事件の背後には、意外な黒幕がいたことが明らかになる。
犯人はブルズアイだと思われていたが、実は操っていたのはニューヨーク市長夫人、ヴァネッサ・フィスクだった。ブルズアイがデアデビルに恨みを持っていることをうまく利用し、自分への疑いを避けていたのだ。しかし、なぜヴァネッサはフォギーを殺す必要があったのか?マットが知ったのは、もしフォギーがあの夜殺されていなければ、翌朝の裁判で勝っていた可能性が高かったということだ。彼が弁護していたのは「ダム・ベニー」と呼ばれる人物で、フィスクとヴァネッサが関わっているレッドフック港の計画に繋がりがあった。フォギーが彼を無罪にすれば、何か大きな秘密がバレるリスクがあったのだろうか。ヴァネッサがベニーを表に出したくなかった理由はまだ謎だ。その答えは、シーズン1最終話で明らかになるのか。
また、BBはコミッショナー・ギャロウとの会話で、叔父である記者ベン・ユーリックの死にフィスクが関わっていると知る。そしてフィスクのタスクフォースについての情報をギャロウに求めたことで、BBが正義のために戦う決意を固めたのが伝わってくる。これはBBにとって危険な道であり、キングピンとの直接対決の可能性もある。しかし、フィスクの勢力に対抗するには、デアデビルは必要不可欠だ。しかし、第8話のラストでマットが負傷、これからの戦いに影響しそうだ。もし彼が戦えないほど傷を負っているなら、BBは他のニューヨークのヴィジランテたちに助けを求めるかもしれない。最終話に、他のヒーロー(パニッシャーか?)が登場するのだろうか。残り1話となった『デアデビル:ボーン・アゲイン』シーズン1。何が決着して、どのような伏線がシーズン2へ持ち越されるのか。
『デアデビル:ボーン・アゲイン』はディズニープラスで独占配信中。最終話は2025年4月16日に配信予定。