SPORTS2025.04.25

山本由伸の“驚愕データ”が公開される! 打者はあきらめるしかない“必殺の勝負球” 「前に飛ばない」「漫画キャラかよw」

山本由伸

写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ

ロサンゼルス・ドジャースでプレーする山本由伸に関する“驚くべきデータ”が公開され、野球ファンの注目を集めている。

MLB公式サイト『MLB.com』でデータ分析を担当するアナリストで、記者のデービッド・アドラー(David Adler)氏が4月22日(日本時間4月23日)、自身の公式Xを更新。同氏は、山本が今季投じた74球分のスプリットでの“空振り”についてグラフィカルに示した図に添える形で、「Hitters have swung 74 times at Yoshinobu Yamamoto’s splitter this season …38 of those swings are whiffs (51%)Another 17 are foul ballsThat leaves 19 balls in play18 of those 19 are ground balls (95%)Only 1 of Yamamoto’s splitters has been hit in the air(今シーズン、打者は山本由伸のスプリットを74回振っているが、そのうち38回は空振り(51%)、17回はファウルとなっているため、前に飛んだのは残りの19球。しかしそのうち18球はゴロ。フライとなったのは残り1球だけだった。)」と、山本が投じたスプリットは、長打はおろか、ほとんど前に飛んでさえいないという“無双球”であることを紹介。防御率0.93でナ・リーグトップに立ち、38奪三振で奪三振率11.79という驚異的な活躍を見せる山本が、データからも“打てない投手”であることが読み取れることを、改めて示す形となった。

“スタットキャストの鬼”“大谷翔平を丸裸にする男”の異名をとるアドラー氏のこうした発表に、SNS上の野球ファンからは「前に飛ばないボールw」「投げれば半分ぐらいが空振りw」「フライの1本が3月に打たれたホームランなんだよな」「スプリット投げておけば無敵という風潮」「ロバーツもスプリットとフォーシームが分かりづらいって言うとった」「漫画キャラかよw」「チート投手w」といった様々な反響が巻き起こることに。

以前から指揮官であるデーブ・ロバーツ監督も語っているように、。今季の山本が投げるスプリットは、打者目線では“振ってみないとわからない”というなんとも厄介なボールとなっており、それが三振の山を築く秘訣に。“分かりづらい”だけでなく、実際には“分かっていても打てない”状況となっている山本のこうした変化球に、今後も多くの打者が悩まされそうな気配だ。

 

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