STREAMING2026.05.13

『ウンジュンとサンヨン』(作品賞)、『未知のソウル』(女性最優秀演技賞)など「第62回百想芸術大賞」でNetflix韓国タイトルが主要部門を独占!

韓国のゴールデングローブ賞とも呼ばれる「第62回百想芸術大賞」(5月8日開催)にて、Netflix韓国作品が今年も各部門を席巻し、盤石の強さを改めて示した。

Netflixシリーズ「ソウルの家から大企業に通うキム部長の物語」から主演のリュ・スンリョンがテレビ部門の【大賞】を、「ウンジュンとサンヨン」が【作品賞】をそれぞれ獲得。昨年の百想芸術大賞でテレビ部門の大賞に輝いた「白と黒のスプーン ~料理階級戦争~」シーズン1、そして作品賞を受賞した「おつかれさま」以来、2年連続でNetflix作品が主要部門を独占する快挙を達成。

さらに、「未知のソウル」のパク・ボヨンが【女性最優秀演技賞】に輝き、Netflix作品から9作品12部門を受賞(※日本で独占配信されているNetflix作品の受賞数です。各国の取り扱い作品により、受賞数が異なる場合がございます)し、今年の授賞式でもNetflix作品が圧倒的な存在感を放った。

ウンジュンとサンヨン

Netflixシリーズ「ウンジュンとサンヨン」

「百想芸術大賞」は、映画やテレビで活躍する俳優や製作者らが勢ぞろいし、韓国最高峰の映画やドラマシリーズを競う、世界中からの注目度も高い総合芸術賞。今年はミュージカル部門が新設されたことでも一層の注目を集めた。

テレビ部門では、今回最多となる6部門で計7ノミネートを果たしていた「ウンジュンとサンヨン」が、【作品賞】を受賞と【脚本賞】を獲得。小学生で出会った親友兼ライバルの2人の女性の複雑な友情を映し出した本作。互いに憧れや嫉妬心を抱きながらも、かけがえのない存在として長年友情を育むウンジュンとサンヨンは、年齢を重ねていく過程で何度か別れと再会を経験。そんな中、2人が40代となったある日、サンヨンはあるお願いをするために突然ウンジュンのもとを訪れる。女性同士の友情や関係性の変化を繊細に描き出し、見る者の涙を誘うヒューマンストーリーは、韓国ドラマファンの間で高い支持を集めた。

未知のソウル

Netflixシリーズ「未知のソウル」

そして、主演のパク・ボヨンが一人二役で双子を演じ分けたことでも話題をさらった「未知のソウル」は、「ウンジュンとサンヨン」とならぶ最多の6部門でノミネートされていた中、顔以外は正反対の双子の姉妹を巧みに表現したパク・ボヨンが【女性最優秀演技賞】に輝いたほか、【演出賞】も獲得。本作は、パク・ボヨン演じる日雇いでの仕事をこなす妹と、一流企業で働くも会社でのいじめが原因で極端な行動に及ぼうとした姉が、互いの人生を交換したことから始まるヒューマンドラマ。配信後は、Netflix週間グローバルTOP10(非英語シリーズ)で3位を獲得し、その人気ぶりを証明する結果となった。

ソウルの家から大企業に通うキム部長の物語

Netflixシリーズ「ソウルの家から大企業に通うキム部長の物語」

さらに、韓国の競争社会や不動産事情をリアルに映し出したヒューマンドラマとして関心を集めた「ソウルの家から大企業に通うキム部長の物語」からは主人公を演じた主演のリュ・スンリョンがテレビ部門の大賞を獲得。さらに、同僚役のユ・スンモクも【男性助演賞】に輝き、授賞式を盛り上げた。韓国の大手通信会社で部長として働くキム部長ことナクスはソウルに家を持ち、さらに有名大学に通う息子や専業主婦で美人な妻に囲まれ、順風満帆な生活を送っていた。しかし、役員への昇進を目前に左遷され、最終的には希望退職へと追い込まれる。本作は、そんな完璧だったはずの人生が一変し、全てを失った先に本当の自分を見つけ出すまでが描かれており、そのリアルなストーリー展開に本国では共感の声が数多く寄せられた。

暴君のシェフ

Netflixシリーズ「暴君のシェフ」

また、配信開始後2週連続でNetflixグローバルTOP10(非英語シリーズ)にて2位を獲得したのち、配信4週目にはついに1位に上り詰め世界的な反響を呼んだ「暴君のシェフ」からは、暴君と名高い王を演じ大ブレイクを果たしたイ・チェミンが【男性新人演技賞】に輝き、作中でも相性抜群の掛け合いを見せていた2人がそろって受賞を果たした。本作は、ひょんなことから朝鮮時代にタイムスリップした天才女性シェフが、暴君でありながらも美食家として有名な王と出会い、ロマンスを繰り広げながら宮廷で巻き起こる陰謀に立ち向かっていくストーリー。毎話、伝統と現代を融合させた料理が登場し、<タイムスリップ>と<料理>という要素を掛け合わせた斬新な設定が大きな話題となった。

1980年代の韓国映画界を揺るがした、とある官能映画の創作過程をモチーフに、2人の女優が厳しい現実に逞しく立ち向かう様を描いた「エマ」からは、パン・ヒョリンが【女性新人演技賞】に輝き、映画部門では、1970年代に実際に起きたハイジャック事件を題材としたソル・ギョング主演のコメディ×サスペンスで、山田孝之や椎名桔平、笠松将ら日本人キャストも名を連ね、日韓を代表する実力派による豪華共演が脚光を浴びた『グッドニュース』からは、監督を務めたピョン・ソンヒョンが共同で脚本を手掛けたイ・ジンソンと共に【脚本賞】を受賞。そして百貨店で働く心を閉ざして生きる3人の男女が、徐々に心を通わせていく様を映し出したヒューマンドラマ『パヴァーヌ』は音楽で【芸術賞】に輝き、ロシアのウラジオストクを舞台に、韓国と北朝鮮の工作員が暗躍するスパイアクション作『HUMINT/ヒューミント』からは、南北の対立の中で苦悩するヒロインを演じ、本作で12年ぶりに映画復帰を果たしたシン・セギョンが【女性助演賞】に輝いた。さらに、「キアンの破天荒ゲストハウス」のキアン84が男性バラエティ賞を受賞した。

<第62回百想芸術大賞 Netflix作品:受賞結果一覧>

「ウンジュンとサンヨン」(テレビ部門)
作品賞、脚本賞

「未知のソウル」(テレビ部門)
女性最優秀演技賞(パク・ボヨン)、演出賞

「ソウルの家から大企業に通うキム部長の物語」(テレビ部門)
テレビ部門大賞(リュ・スンリョン)、男性助演賞(ユ・スンモク)

「暴君のシェフ」(テレビ部門)
男性新人演技賞(イ・チェミン)

「エマ」(テレビ部門)
女性新人演技賞(パン・ヒョリン)

「キアンの破天荒ゲストハウス」(テレビ部門)
男性バラエティ賞(キアン84)

『グッドニュース』(映画部門)
脚本賞

『パヴァーヌ』(映画部門)
芸術賞(音楽)

『HUMINT/ヒューミント』(映画部門)
女性助演賞(シン・セギョン)

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