SPORTS丨2025.03.30
もはや意味不明… 山本由伸、アウトの取り方がスゴすぎる 全15アウト中10個が三振の“無双ぶり”

写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ
3月28日(日本時間3月29日)に行われたロサンゼルス・ドジャース対デトロイト・タイガースの一戦に、ドジャース・山本由伸が先発登板。奪った15アウトのうち、10のアウトを三振で取ったことが、野球ファンの間で話題となっている。
この日の山本は2回・3回にそれぞれソロアーチを浴びて2点を失うも、5回を投げ、2アーチを含む5安打2点にタイガース打線を抑え、10個の三振を奪う力投。勝ち負けはつかなかったものの、試合を作り、先発の柱としての役割を果たすこととなったが、奪った15のアウトのうち、三振が10を占めるという形となった。ネット上の野球ファンから注目を集めることに。SNS上では、「なんやねんこの三振の数」「マジすげえ」「ある意味無双してる」「三振でしかアウトが取れない男」と、極端なアウトの取り方に注目する声が上がった。また、下手に打たせてるスタイルよりも、今回のように積極的に三振をとりにいくスタイルのほうがMLBでは成功するのではないかと見る向きなど、様々な声が巻き起こることとなった。
山本といえば、昨季もMLBの強打者たちが“ヨーヨーカーブ”に翻弄される姿などが大きな話題となったことからもわかるように、途中離脱で18試合の登板にとどまったものの、90回を投げて奪った三振は105個で、奪三振率も10.50。これはコロナ禍の影響で同じく18試合の登板に終わった2020年の奪三振率10.59(126.2回で149奪三振)に次ぐもの。昨季の時点で既にNPB時代よりもさらに多くの三振を奪う可能性を垣間見せていただけに、今季はそのさらなる飛躍に期待したいところだ。