SPORTS丨2025.03.24
「だからあんな飛ぶのか」 大谷翔平、他の打者との違いがスゴすぎた… 知られざる“強打の秘密”

写真:AP/アフロ
MLB公式サイトがロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平の知られざる強打のメカニズムを考察する記事を投稿し、日米両国の野球ファンの間で注目を集めている。
MLB公式サイトに掲載されたデビッド・アドラー記者の『Is this the secret to Ohtani’s all-fields power?』という記事によるもので、それによると、多くのパワーヒッターはポイントを前方に置き、そこにボールが来た段階でバットの芯を当てにいく打ち方をしているが、大谷の場合は、ポイントをもっと後方の、かなり捕手寄りの位置に置き、じっくりボールを引き付けた上で一気に叩き潰すように振り抜くことで、長打にするというスタイルなのだという。
しかもStatcastのデータによれば、同じタイプのボールの捉え方をしているというアーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)や、同僚フレディ・フリーマンらよりも、大谷はかなり後ろにポイントを置き、それこそ、MLBのほとんどの打者よりも後方にポイントを置いていると言っても過言ではないレベルなのだという。
アドラー記者が挙げたデータでは、MLBの打者は、平均するとホームプレートの2.4インチ(約6.096cm)前方でボールを捉えるのに対し、大谷は3.7インチ(約9.39cm)後方。つまり、平均よりも6インチ(約15.24cm)以上後方のホームベース上、かなり深い位置でボールを捉えているのだという。また、打者の身体、体幹を基準とした測定法でも、MLB平均は身体の前方30.2インチ(約76.70cm)の位置であるのに対し、大谷は身体の前方わずか25.7インチ(約65.27cm)の位置でボールを捉えているのだという。
このことにより、大谷は多くの打者よりも結果としてより長くボールを見ることができるほか、そもそもこのポイントで長打を放つことができるように、速いスイングスピードと優れたバットコントロールを身に着けているため、MLB屈指の強打者となっているとアドラー記者は分析している。
こうした大谷の“強打者ぶり”が改めて浮き彫りになった分析に、ネット上のファンからは「引きつけて叩き潰すw」「だからあんな飛ぶのか」「それであの爆音になるのか」「ジャッジとかフリーマンと同じタイプ」「捕手に打撃妨害されやすいのはそれが理由か」「前で捌く打ち方じゃないならバックスピンかける必要ないか」と、驚きの声や思わず納得といった様子の声が続出することに。
大谷といえば、2025年3月19日発売の『Sports Graphic Number』1116号(文藝春秋)のインタビューでも、自身の打撃について詳細に語り、こちらも早くも話題に。アドラー記者の考察とも通じる部分を感じる内容だけに、今後さらなる注目を集めることとなりそうだ。