SPORTS丨2026.08.13
NBAの歴史を変えた、歴代最多209回の“トリプルダブル・キング” ラッセル・ウェストブルックが現役引退、18年間のキャリアに幕
NBA屈指の“トリプルダブル・マシン”が、ついにコートを去る。
元NBA MVPのラッセル・ウェストブルックが8月12日、現役引退を発表した。18シーズンにわたるNBAキャリアに終止符を打ち、リーグ史に名を刻んだポイントガードがユニフォームを脱ぐことになった。
現在37歳のウェストブルックは、自身のSNSで引退を発表。公開された映像では、俳優のマイケル・B・ジョーダンがナレーションを担当した。
Sometimes you don’t even know when you’ve already watched the end.
You had to be there. And now it’s over. pic.twitter.com/6YoOW8WyIV
— Russell Westbrook (@russwest44) August 12, 2026
最後のシーズンとなった2025-26シーズンはサクラメント・キングスでプレー。チームは22勝60敗でユタ・ジャズと並びウェスタン・カンファレンス最下位に終わったものの、ウェストブルック自身は37歳になっても存在感を示し続けた。
64試合に出場し、そのうち58試合で先発。1試合平均15.2得点、5.4リバウンド、6.7アシスト、1.3スティールを記録し、アシストとスティールではチームトップの数字を残した。シーズン終盤は足の指の負傷により最後の11試合を欠場していた。
2008年のNBAドラフトで全体4位指名を受けてプロ入りしたウェストブルック。オクラホマシティ・サンダー時代にはケビン・デュラント、ジェームズ・ハーデンらとともに2012年のNBAファイナル進出を経験し、リーグを代表するスターへと駆け上がった。
なかでも伝説となったのが2016-17シーズン。平均31.6得点、10.7リバウンド、10.4アシストを叩き出し、オスカー・ロバートソン以来となるシーズン平均トリプルダブルを達成。さらに当時のNBA記録となるシーズン42回のトリプルダブルをマークし、MVPに輝いた。その後も記録を積み重ね、キャリア通算トリプルダブルは歴代最多の209回。9度のオールスター選出、2度の得点王、3度のアシスト王にも輝き、通算2万7176得点、1万351アシストを記録した。
爆発的なスピードと身体能力、そして常に全力でリングへ向かうプレースタイルでNBAを駆け抜けたウェストブルック。18年間にわたって記録を塗り替え続けた“トリプルダブル・キング”が、そのキャリアに幕を下ろした。









